【平成30年7月豪雨を踏まえて、 防災減災対策】
県政レポート"新樹"第24号 2019年春より
津保川流域災害復旧工事費51億円を獲得する!!
平成30年7月豪雨では、想定を上回る気象現象により中小河川が氾濫し、 甚大な浸水被害が生じたことから、治水安全度を高めるための河川改修、堆積土砂の除去等を推進するとともに、危機管理型水位計の計画的な設置、水害危害情報図の作成を通じて水害リスクを広く共有するなど、ハード・ソフト両面に亘り、実効性のある対策を推進します。
他方、 適切な住民避難の実現に向けては、 河川水位、 降雨情報といった現地の状況、避難勧告等の発令状況、避難所の開設状況などについて、 ローカル・メディア放送局に対し、きめ細かな放送を行うよう要請します。 県としても、県内全域をカバーする県域放送局との連携による災害時の情報発信力の強化をはじめ、被害情報集約システム、総合防災ポータルサイトの機能を拡充し、緊急時における確実な防災・災害関連情報の提供を推進するとともに、 浸水想定区域などの災害リスク情報の周知、住民一人ひとりが作成する「災害・避難カード」の普及促進などの取組みを進めます。
また、大規模災害時において、多くの災害ボランティアを円滑に受け入れるための仕組みを構築するほか、岐阜県被災者生活・住宅再建支援制度を拡充し、被災者の生活基盤を支える取組みを推進します。
【その後の 防災減災対策】
近年の出水 (平成11年9月洪水、 平成30年7月洪水)により、 津保川とその支川において、破堤、 溢水等の甚大な被害が発生しました。
その対策として、河川整備事業の目標を掲げ、酒向は予算獲得に尽力し、以下の事業が推進されました。
□短期計画 (平成31年度~令和5年度)
◇津保川及び小那比川
H11.9洪水と同規模の洪水に対して人家浸水被害を解消した。これは関市事業(橋梁撤去、 避難所の浸水対策)との連携により、治水安全度の向上を図った。
◇津保川支川(志津野川、 武儀倉川等)
ハード対策として、河道掘削・支障木伐採等を実施した。またソフト対策として、危機管理型水位計 (県)を設置した。
□令和6年度以降
◇津保川上流部
ハード対策として、河道掘削、築堤等 (県)を実施した。またソフト対策として、危機管理型水位計 (県)を設置した。
◇津保川中流部
ハード対策として、河道掘削、築堤等 (県)、避難所の浸水対策 (市)、橋梁撤去 (市)、小那比川合流点是正 (県) を設置した。またソフト対策として、危機管理型水位計 (県)、カメラ (県)CCTVを設置した。
◇津保川下流部
ハード対策として、河道掘削、護岸等(県)を実施した。またソフト対策として、カメラ (県)CCTVを設置した。
◇小那比川
ハード対策として、河道掘削、支障木伐採等(県)、橋梁撤去 (市)を実施した。またソフト対策として、危機管理型水位計 (県)を設置した。
【平成27年3月13日県議会定例一般質問、避難勧告をよりきめ細かく対応するよう提案】
【条例の策定】
条例立案中心メンバーとして設定
□平成28年4月1日施行 岐阜県障害のある人もない人も共に生きる清流の国づくり条例(健康福祉部)
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/gikai/13982.html
□平成28年4月1日施行 岐阜県中小企業・小規模企業振興条例(商工労働部)
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/gikai/13969.html
□平成26年12月22日施行 岐阜県家庭教育支援条例(教育委員会)
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/13008.html
□平成25年3月26日施行 岐阜県清流の国スポーツ推進条例(清流の国推進部)