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県政報告 2025年8月号

2025年参議院選挙 ー 民意の奔流と政治の転機

 2025年参議院選挙は、 日本政治にとって一つの「断絶」 を意味する選挙となった。 結果は、自公政権の大敗という形で表面化し、それに伴い、 既成政党全般への深い不信感、そして新興勢力である参政党や国民新党の躍進という形で、 新たな政治潮流の勃興が明確に現れた。

 

■自公政権の大敗と既成政党の機能不全

長年にわたり政権を担ってきた自民党 公明党は、 今回の選挙で大きな敗北を喫した。 この背景には、以下のような要因が考えられる。

・長期政権による「惰性」への飽き

・政策の実効性に対する疑念 (経済、 外交、安全保障いずれも成果を実感しにくい)

・旧態依然とした組織運営、 透明性の欠如

・若者層 地方有権者との断絶

また、野党側も対案能力を欠くとの批判は根強く、 立憲民主党や共産党も支持拡大には至らなかった。結果として、 既存の政党全体が 「国民の言葉を聞いていない」というイメージに晒された。

 

■ 参政党 国民新党の躍進政策より 「感情」 に訴えた選択

新興勢力である参政党や国民新党の躍進は、 従来の 「政策で選ぶ政治」から 「共感 感情で選ぶ政治」 へのシフトを象徴している。

・SNSなどを活用し、 直接的感情的なメッセージを届けた

・現体制批判を明快に行い、 「変化」 を期待する層の支持を獲得

・専門性や政策の整合性より、 「わかりやすさ」 「熱量」 が評価された

この傾向は、 「ポピュリズム」として批判される一方で、 「民意の素直な反映」とも言える。

 

■ 有権者のファシズム的傾向?

「ファシズム」という表現が強すぎる可能性はあるが、有権者の中に「強いリーダーへの渇望」 や 「敵と味方を明確にしたい」 心理が見え隠れするのも事実である。

・「敵を叩く政治家」 への人気

・多様性より 「同質性」 や 「秩序」 を重んじる言説への支持

・単純明快なメッセージへの熱狂

こうした現象は、民主主義の成熟度を問うものでもあり、 「愉快か不愉快か」という感情による投票行動は、政治的合理性を超えた 「感情的自己投影」 として現れている。

 

■政策は重視されていないのか?

今回の選挙では、 政党候補者の政策よりも、「イメージ」 「言葉の勢い」 「SNSでの共感性」などが重視された傾向がある。

・候補者の主張内容より 「誰が言っているか」 「どんな語り口か」 が注目された

・複雑な政策は伝わりにくく、 単純化されたスローガンが優位に立った

・「自分ごととして捉えられるか」 が鍵となった

これは、メディアの構造変化 (テレビ→SNS) と政治的リテラシーの格差とも密接に関連している。

 

■結び:分断の時代の政治をどう立て直すか

この選挙結果は、単なる一時的な波ではなく、 構造的な政治変動の兆しである。 国民は 「変化」 を望んでいる。 しかしその変化が、 建設的な改革になるのか、 破壊的な混乱になるのかは、今後の政治の成熟と市民の判断にかかっている。

政治家に求められるのは、 「共感」 をベースにしつつも、「責任」と 「長期的ビジョン」を持つこと。 感情に応えるだけでなく、真に国民の未来に資する政治が求められている。

 



【7月27日】

331回忌円空上人法要並びに水難者、魚族慰霊法要

(実行委員長 松井池尻区長)

龍華山弥勒寺

 

【7月26日】

第17回安桜ふれあいセンター夏まつり(清水宗夫実行委員長)

第43回関市ふるさと夏まつり(剱実行委員長)

オーブニング 松渓保育園児 和太鼓演奏

スタジオ-スクエア ポップダンス

本町界隈イベント

「怪獣ヤロー」大ヒット御礼パレードなど

 


【7月18日】

一般国道156号

岐阜東バイバイ第三工区整備促進期成同盟会(会長柴橋岐阜市長)

関市わかくさプラザ

第1次国土強靭化実施中期計画

(令和6月6日閣議決定)

令和8年度〜令和12年度 概算20兆円強

岐阜東バイバイ延長13.4Km

現在、岩田西から関市山田までの4.4Kmを工事中。清水山トンネルを掘削している。

「全線開通効果」

今年10月の岐阜東バイバイ部分開通により、事故発生件数が約8割まで減少。岐阜東バイバイの未開通区間には事故危険箇所が6箇所あり開通済区間に比べ死傷事故率が約2.5倍。全線開通により交通が分散し、走行速度が向上することで交通事故減少が期待されます。

 

【7月12日】

〜こどもまんなか関市を目指して〜

こどもまんなかミーティング

「こどもの権利を考える講演会」

わかくさプラザ

講師 大阪市立大空小学校初代校長 木村泰子氏

子ども基本法2023年4月制定

(子どもの権利条例)

全ての子どもが幸せになる!

自分のことは自分で決める!

(関市の中高校生アンケート)

将来に向けて希望が持てる 75%

将来自分が社会に役に立つ 60%

全国での昨年度

子どもの自殺  529人

全国での現在の不登校 約350万人

 


【7月3日】

東海環状自動車道中東濃地域建設促進協議会(藤井浩人美濃加茂市長)

シティホテル美濃加茂

東回り暫定2車線となっている区間の4車線化を進め決議を承認。

東海環状線全線開通が見える中、経済、観光誘致など産業の発展にはもっとも重要な高速道路。

 

【6月29日】

富岡ふれあいまちづくり協議会

フラワー部会 花植えと除草清掃作業

(塚原正博部会長)

富岡ふれあいセンター 富岡小学校

ふれあいセンター役員、小学校保護者の皆さんで恒例の花植え、除草清掃作業をしました。

朝から大変暑い中、ご苦労様でした

 


【6月28日】

板取「あじさい村フェスティバル2025」

21世紀の森公園

板取小学校の4人の小学生が板取地区の魅力を発表してくれました。

地元の皆さんが手塩にかけて育てられた1万本のあじさいが訪れたひとたちを迎えてくれました。

 

【6月27日】

関市観光協会総会 (北村正敏会長)

せきてらす

関観光協会会長表彰 5名

2024年度 観光振興経済効果

日本 約7兆2000億円

岐阜県 約2707億円(前年対比17.5%増) 1人当たり 28,000円

インバウンド

岐阜県 約230万5千人

高山市 約77万人

関市は岐阜県の中央に位置し、関インターはじめ4ヶ所あるのに観光振興は出来ていない!

もっと関市、関市観光協会は関市魅力発信に力を入れるべき‼︎

 


【6月26日】

岐阜新聞岐阜放送懇談会

都ホテル岐阜長良川

講師 共同新聞運動部次長     田井弘幸氏

テーマ

「大相撲の魅力に迫る」 

岐阜県出身の横綱は1人だけ。

文政9年 養老町出身 第13代 「鬼面山谷五郎」

今までに263人が大関昇進だが、

横綱は大の里で75人 だけ!

 

【6月24日】

関商工会議所通常議員総会 (鈴木良春理事長)

関観光ホテル

理事長の挨拶で

会員皆さんの発展が関市の発展に直結すると確信いる。まずは経済がしっかりする事は極めて大事と言われた。その後、約50人のみなさんと懇談会になりました。