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県政報告 2025年10月号

岐阜県強化計画による防災減災対策について

 

政府の地震調査委員会は2025年9月26日付で、 南海トラフ巨大地震の「今後30年以内の発生確率」を従来の約80%相当から「60~90%程度以上 (または20~50%の併記)」に見直して発表しました。

この高い発生確率を踏まえ、 岐阜県では国の方針や被害想定に基づき、以下のような防災・減災 (強靭化) 施策を進めています。

 

1. 被害想定の整備と周知

南海トラフ地震や県内の内陸断層による被害想定を作成し、 震度 液状化・人的被害の想定を市町村別に公表。 避難計画や優先対策の根拠にしています。

 

2. 岐阜県強靱化計画(第3期)の策定 推進

国の国土強靱化基本計画を踏まえ、ハード (インフラ強化)ソフト(情報伝達、 住民対策、体制整備) の両面でアクションプランを作成。 令和6年の能登地震の教訓も反映して見直しをしています。

 

3. 早期警報 臨時情報の運用と連携

気象庁の 「南海トラフ地震臨時情報」 等の運用ルールを県内自治体と連携して周知。 臨時情報が出た場合の県と市町村の対応フローを定めています。

 

4. 防災・避難体制の強化 (事前避難含む)

津波・急速な危険が想定される場合の 「事前避難」 方針や避難場所の指定、避難行動要支援者対策を明確化。 発災直後だけでなく長期避難 帰宅困難対策も含めています。

 

5. インフラ (ライフライン)と公共施設の耐震化 冗長化

県有施設や重要インフラの耐震補強、 代替ルートや非常用電源・給水設備の整備、復旧優先度の設定などで行政機能の維持を図っています。 強靭化計画の重要項目です。 

 

6. 業務継続計画(BCP) 県の業務継続体制

県庁自身と県内事業者向けに BCP モデルやガイドラインを整備。 発災後の行政業務の早期再開や地域経済の維持が目的です。 事業者支援・啓発も進めています。

 

7. 備蓄・応急対策 (物資・医療 人員) およびボランティア体制

食料 医薬品 燃料などの備蓄、 医療 救急体制の整備、災害ボランティアや自衛隊等の連携訓練を実施しています。 

 

8. 住民向けの訓練・啓発・ハザードマップ整備

防災訓練の実施、 学校 地域での避難訓練、 ハザードマップの公開と周知、SNS 防災アプリによる情報配信強化。

 

9. 市町村との連携 (推進地域の指定と範囲把握)

南海トラフ関係で 「推進地域」に指定される市町村を整理し、 地域ごとに優先的な対策を進めています (岐阜県内多数の市町村が対象)。

 

住民・事業者として今できること(県の施策に沿った実務的な行動)

・家族の集合場所・連絡手段を決め、 家具固定 耐震化 非常持出袋を準備する。

・自宅や職場の事前避難の判断基準 (臨時情報や津波警報を受けてどう行動するか)を確認する。

・近隣の避難所 ハザードマップを確認し、 夜間人口や帰宅困難を想定した行動ルートを複数用意する。

・事業者は岐阜県の BCP 基本モデル (令和6年度版) を使って事業継続計画を作る。県のテンプレが利用可能です。

 



【9月27日】

後藤昭夫藝術館

「今日の作家66」のテンションアート

色とりどりの糸を幾何学模様に張り巡らせた65〜66年制作の作品が5作品を含めて19点が展示。

代表作品は関市所蔵の「まわる」

著名な美術評論家針生一郎さんはこの作品を「印象派のように光をさいけする代わりに、光そのものを表現の手段とした」と評された。

10月19日迄!

後藤昭夫さんの芸術の真髄を是非ご覧下さい。

 

【9月26日】

『フォト写悠』作品展 (今井和郎代表)

せきまちギャラリー 『工夫凝らした個性的写真』

70〜80代6人の年1回の写真展

県内外のダイナミックで美しい山岳の風景や散歩中の犬など身近な何気ない風景などさまざま。

構図わ陰影に工夫を凝らした個性豊かな19点の写真が見られます。

是非、行っていただき楽しい時間を過ごして下さい。

 


【9月25日】

「ぎふモーニングプロジェクト」

『ぎふ健康モーニングコンテスト2025』開催 岐阜県主催

快挙!!  アロマオブコナ「河野芳宜代表」が準優勝(関市東本郷通り)

岐阜県が全国に誇る喫茶店のモーニング文化を更に盛り上げ発信するために、テーマ(健康的で美味しいモーニングメニュー)に沿ったモーニングメニューのコンテストを実施しました。

そんな中、プレミアムモーニング部門で岐阜県42市町村からの応募喫茶店厳選された優れた19店から堂々の準優勝を勝ち取りました。優勝とは僅か1票差でした‼︎審査は審査員応募総数461人の中から抽選で54人を選び実食し投票方式。

メニューのポイントは、地元卵、特製出汁を使った茶碗蒸しやポテトサラダ。

表彰のお祝いの言葉を添えて早々に江崎禎英知事もご来店され美味しいモーニングを召し上がられました。

 

【9月24日】

「美濃和紙あかりアート展」

岐阜県庁1階 ギャラリーぎふ

過去の「美濃和紙あかりアート展」

入賞作品約20点を展示するほか美濃市の世界遺産や見どころを紹介する映像が放映されています。

幻想的な空間の中、美濃和紙を通したやわらかな光や創造性と造形美に優れた作品がゆっくりご覧頂けます。

月5日まで 『美濃市特産品販売会』

月3日11時から13時30分

県庁2階物販スペース

皆さん、是非ご覧下さい。

 


【9月23日】

アルケミストコンサートin関2025 「関市で10周年」

関市文化会館

積水ハウスの C Mソングでおなじみのアルケミスト‼︎

今年も安桜小学校4年生と『あの空』を歌いました。

アルケミストは全国各地でコンサートを行い、特に学校や地域イベントの公演を通じて、子どもから大人まで幅広い世代に音楽の楽しさを届けています。学校コンサートは400以上。

「心に寄り添う音楽」と評され、優しく温かい雰囲気の音楽が特徴です。

当日は子どもを中心に老若男女、会場は満員!

参加者は「音楽ってこんなに楽しんだ‼︎」読書の秋、スポーツの秋そして音楽の秋‼︎皆さん、楽しい秋の日を過ごしました。

 

【9月20日】

2025〜2026年度 国際ロータリー第2630地区

東海北陸道グループ インターシティ ミーティング

(関中央ロータリー 吉田和也会長ホスト) アピセ関

テーマ「温故知新〜文化継承〜」

関ロータリークラブはじめ、管内6ロータリークラブが参加しました。

関商工高校吹奏楽部の素晴らしいオープニングの演奏から始まりました

居合演技披露があり、基調講演「受けつがれる匠のわざ、伝統技法、刃物文化の魅力」関鍛治伝承館学芸員加藤きよ氏があり有意義な大会となりました。

 


【9月19日】

第47回 写楽クラブ写真展 せきまちかどギャラリー

「空」をテーマに加藤徹会長ほか8名の芸術家が激写を展示されました。

 

【9月17日】

洞戸、川辺間主要地方道改良整備促進期成同盟会

県道上野関線改良整備促進期成同盟会(武藤鉄弘美濃市長会長)

合同通常総会及び要望活動

みの観光ホテル

美濃川辺線

総延長 23551m

改良済 12346m

改良率 52.4%

美濃洞戸線

総延長 14495m

改良済 14341m

改良済 98.9%

県道上野関線

総延長 11491m

改良済  6890m

改良率 60.0%

地域の生活に密着した道路整備は必須であり、生徒児童が毎日安全安心な交通安全対策も大事な事です。

また、南海トラフ、豪雨対策からもいちにちも早く着手完成するよう努力します。

 


【9月11日】

南海トラフ地震に備えた岐阜防災シンポジウム「防災.減災岐阜モデル構築に向けて」(岐阜新聞岐阜放送主催) ぎふ清流文化プラザ

『自分の命は自分で守る』強調‼︎

講師

名古屋大学名誉教授(あいちなごや強靭化共創センター長)

講演 「必ず来る南海トラフ地震で日本を終わらせないために」

 

【9月7日】

第51回関市自治会対抗 バレーボール大会

アテナ工業アリーナ

バレーボール

男性4チーム

女性2チーム

ソフトバレー

男性10チーム

女性7チーム

各自治会を代表した競技、各チーム間親睦も図ります。

 


【9月7日】

ファミリーミュージカル 「リトルマーメイド」

主催 ひまわりプロジェクト 美濃市文化会館

素晴らしいミュージカルにブラボー、沢山の子供たちも感動、私の孫もおお喜び。

これからも関市開催ひまわりプロジェクトのミュージカルが凄く楽しみです。

凄い声域と見事な演技でアースラ役のSashi kaさんは関市在住です。

 

【9月5日】

関市の女性4人が作品展「秋麗会」 せき.まちギャラリー

岡田春海さん 陶芸

田中いくえさん クラフトバンドバック

山田節子さん 伊勢型紙で建物

三浦美代子さん 水墨画で旅

10〜20年の交流を深めて、長年の展覧会をそれぞれ開催したりし、

創作を今回展示されました。

沢山ののお客さんが来場してみえました。素晴らしい作品ばかりですから是非ご覧ください。

 


【8月29日】

令和7年度 関、美濃加茂、郡上、下呂、富加

道路網整備促進期成同盟会総会

令和7年度 内ケ谷治水ダム流域連携会議総会

(いずれも郡上市長山川弘保会長)

郡上市 積翠園

 

道路網整備

美濃加茂和良線、金山上之保線

金山明宝線、大原富之保線

岐阜県の中央部に位置し、その大半が山間部であり、地域間道路は急斜であり幅員狭小区間、大雨等による通行規制区間、落石危険箇所等未改良区間が多いため、異常気象時には住民生活に深刻な影響を及ぼす為早急な道路整備が必要。

 

内ケ谷治水ダム

郡上市は、清流長良川の美しい豊かな水を受けて観光や産業、地域文化の醸成が行わた。このダムは昭和54年4月に計画して、現在進捗率約73.5%。総事業費約730億円。

亀尾島川流域

流域面積 120.4㎞2

流路延長      22.2㎞

長良川流域

流域面積 1985㎞2

流路延長 166㎞

小水力発電 730W(約1500世帯分)